フラメンコスタジオ マジョール

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2019.09.11鈴木眞澄のコメント

はらぺこあおむし

こどもへの虐待の話や、いじめの多いことから「こども六法」が作られたという記事を読みました。家族や他者に対して愛情や思いやりがあったら起こるはずのないことです。
私が18才で単身スペイン留学をしたいと言ったとき唯一母だけが応援してくれました。ただ住むところだけは確認したいとマドリッドまで同行し、下宿を決めた時はフェリおばさんの手を握って「私の宝物を預けます!どうぞよろしくお願いします!」と日本語で(笑)半ば叫ぶように言いました。意味はわからずともフェリおばさんには母の愛が通じたようでそれから本当の母親のように大切にしてくれました。12才の息子を預けたバレンシアのペピから「たまには手紙を書いてあげて」とたしなめられました。無我夢中で働いていた私は あの時にもっと強くなって 母が1週間に1通私に手紙を書いてくれたようにすればよかった、と今でも心残りです。こうしてスペインの人たちは他人の、しかも外国人の子供にも愛情深く接してくれました。
さて、今の日本の私の周りでは
すっかり暗くなった頃に自転車で急いでこどもを保育園に迎えに行く人、電車に並んで座ってもこどもに話しかけずにスマホを見ている人、何かどうにも出来ない大きな原因があって大人たちが殺伐としているから虐待やいじめが起こるのかなと思います。イライラしてつい怒ってしまいそうになった時にこどもさんと一緒に観て、ほんの少しでも心が柔らかくなって欲しいという願いを込めて絵本を読みました。私の精一杯の愛情を込めて…
https://youtu.be/BLFrRMA2tsg
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