フラメンコスタジオ マジョール

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2019.06.19鈴木眞澄のコメント

上越アウトリーチ公演

1日目 夜 名立園という養護施設。年配の知的障害の方々と町内会のみなさん。
障害者の施設には全国のさまざまなところに行きますが、1時間
落ち着いて観ていただくのが難しい。スペインの春祭りを面白おかしく話したり、やはり手拍子などの体験をはさむとニコニコして楽しんでくださる。夕食後のいつもならばゆったりと自室でくつろぐ時間にホールに集まるのも抵抗がありそう。終わってお見送りすると
「面倒だから迷ったけど観てよかった!楽しかった!」などの感想が聞けて嬉しい。
2日目 宮嶋小学校 46名。
午前中の授業時間になるため
朝一でホテルを出発。
山の中の小学校は過疎化のため
人数も少ないけど、その分先生と生徒が家族のようにぎゅっとしてる。
カスタネットが人気。少ない分
おとなしいがオレンジもぎやバタバタ足踏みしてリズムを出すのは元気よくたのしんでくれる。
この活動は、上越文化会館からの贈り物として予算を取ってくれて会館のスタッフ3名と共に
回っていきます。全国どこの会館も自主事業としての予算はあるはずでそれをどんな風に使うか、会館までは足を運ぶのが難しい地域に文化の出前をする。
また、受け入れ側も 提案されたものの 先生方の仕事が増えるため躊躇するようです。
だからうかがう学校は園も町内会もみなさん意欲的な方々です。
小学生の時にたくさんの選択肢を示してあげること、ある校長先生が「フラメンコを観ると、踊り 歌 楽器 外国のこと 本当にたくさんの要素を子どもたちに提示してあげられて素晴らしい!」そんな言葉に励まされます。
フラメンコスタジオ マジョール