フラメンコスタジオ マジョール

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2019.08.14鈴木眞澄のコメント

雄輔のソロリサイタル

息子の三枝雄輔がはじめてのソロライブをやりました。
12才小学校6年のある日、洗濯している背中で「外国に行ってサッカーしたいんだけど…」と。
それからたくさんの難題を切り抜けて卒業後 スペインに連れて行きました。置いてきた時は
捨てて来た覚悟でした。
その後 さまざまな迷走をした後に他でもないフラメンコにはまり、今に至ります。
「何もかも無駄じゃなかった」「フラメンコに出会えてもう迷わない」この言葉に胸をなでおろし、母としての役割は終えたと感じました。
一筋縄ではいかないフラメンコの世界に入って18年、はじめてのソロライブは、ご一緒のアーティストの方々が心を込めて 精一杯のフラメンコを雄輔のためにやってくださったことが何よりの成果かと思います。
雄輔が人として誠意を持ってお付き合いしてきた証をお返しくださったのだと感じましたが、それに雄輔はフラメンコとしてはまだまだ応えられていないのは当然で、それがこれからの課題でしょう。
応えられるようになるのか、または永遠に不可能かもしれませんが、一生かけて進むべき一つの道が見つかったことが何よりよかったと思っています。
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