父方の叔母の旦那様だから血は繋がっていないが、一番の思い出がある。高校生の時 夜遅くなると私が住んでいた蕨の祖父母の家によく泊まりに来た。
試験勉強をしている私に勉強を教えてくれたり、昔の農林省に勤めていたから頭の良い人だったのだろう。
そんな夜中の会話の中で、スペイン留学が夢だと話した時、「もし両親がだめならば僕が協力するよ。」と言ってくれた優しい顔とこたつに入って会話をしていた情景を覚えている。
幸い両親が留学はさせてくれたので吉ちゃんにお世話になることはなかったけれど、近年入院する前まで ずっと夫婦でクリスマスにも 銚子のライブにもいつも楽しみに来てくれていた。
本名 中田吉蔵 通称 吉ちゃん
長い間 可愛がってくださり
ありがとうございました。
お別れの式も集まりもなくて
残念ですが、感謝と共にご冥福をお祈りします。