日本でのフラメンコギターの草分け的存在の伊藤日出夫先生には、生前 母とともにお世話になりました。偶然にも伊藤先生は、昨年5月6日に 母も昨年7月7日に亡くなり、今は天国で幸せにギターを弾いたり歌ったりしているのかな…と思います。
その伊藤先生の愛弟子のお二人とは長いことお会いしていなかったのですがエスペランサにてライブと知って、伊藤先生のご紹介で今も交流のあるギターの方々5人にお声がけしたところ
全員二つ返事でご一緒してくださいました。
ギターデュオ ドン アルマスは、
ポピュラーな曲からオリジナルまで素晴らしい演奏を披露してくれました。
間のトークでは、何度となく伊藤先生のお話しをして 最後は
集った私たち全員が知るおなじみの曲を演奏。
ライブを観ながら伊藤先生を思い出す文字通りの偲ぶ会になりました。
お通夜や告別式は、故人のご冥福をお祈りし 残されたご家族をお慰めする…そんな感覚でしたが、はじめて その方を中心につなげていただいたご縁をあらためて感謝する機会でもあるのだと思いました。
家族葬だった伊藤先生には、やっと今 遺してくださったご縁を喜び そのみなさんと笑いながら思い出話しをすることが出来ました。
「君たちね〜、もっと精進しないといけませんよ！」
お顔が思い浮かび、お寿司がお好きでお醤油をつけずに召し上がるのだっけ…
そんな事も思い出されました。