フラメンコスタジオ マジョール

News
お知らせ

2018.05.16鈴木眞澄のコメント

「還暦記念ライブ」

還暦ライブは、自分の今できる
精一杯をやりました。
昨年のはじめ60歳を目前にして 尊敬する先輩方であるエンリケ坂井先生と三澤勝弘さんとにお願いしてライブをやりたかったこと。(言い出したのは10年前でした)三澤さんはご病気療養中のためご出演は叶いませんでしたが、パセオの社長さん曰く
「お楽しみが先に伸びたと思って…」その言葉に救われました。自分のフラメンコを見直す作業は元であるカンテをきちんと学ぶ事 シギリージャの唄をエンリケ先生に習い始めましたが
1年やそこらでは何もできない事に気づき 先生にギターを弾きながら唄っていただき踊りました。これは本当にはじめの一歩です。フラメンコを始めた小松原時代はとにかく踊れることがうれしくて無我夢中でした。でもその頃 舞台の作り方などを学んだ時期でした。結婚して子供ができ もう引退と思って子育てをしていた頃に事情があってフラメンコ教室で子供たちを一人で育てる決心をしました。その後 舞台復帰をさせてくださったのが鈴木英夫さんです。復帰のきっかけとなった舞台のために2人で作ったのがファルーカです。今回はスーツで踊りました。あとはソレアとアレグリアスを英夫さんのギターとエンリケさんの唄で踊り、パルマについてもらった雄輔と麻衣にブレリアを、最後に3人でセビジャーナスで締めくくりました。
ソレアやアレグリアスは、ギターの音に込められた「がんばれ〜」の応援や 唄に込められた気持ちを感じられるのですが、シギリージャはまだまだ…
今までとは違った始め方でこれから取り組んでいこうと思います。死ぬまでにどこまで行けるか…ですね。
エスペランサでリハーサル中にお祝いのお花を受け取ったとき支えてくださる方々の気持ちが心に届いて本当に励まされました。お話を交えながら4曲踊って身体はガタガタですが、新たなスタートができて これからも頑張って精進していこうと思えました。どうぞよろしくお願いします。
フラメンコスタジオ マジョール